EMNプレビュー
2016年6月21日 Magic: The Gatheringご存じエムラクールのご登場でした。
今回は美しくそろえてきた13マナ13/13。
墓地のカード・タイプを数えてマナコストを軽減する能力は、イニストラードの住人が狂気に陥った(フレーバー的に昂揚は狂気の侵蝕を表す)結果、謎の石の儀式が活発化したことを表すデザインかな。
精神隷属器能力は、強力すぎた旧エムラクールの追加ターンをそのまま使うことなく、十分に旧エムラとの関連性をイメージさせるような能力で良い。その後に追加ターンを与えてしまう部分も、パワーバランスの観点からの調整でもあるだろうが、エムラに精神を乗っ取られて崩壊した盤面や手札を見て呆然とするPWをうまく表せていてとても好きなデザイン。
惜しむらくは、コントロール奪取はすでにコジレックの血族が行使していて(敵対/Turn Against)、精神操作系もコジレックの能力であることかな。エムラクールの独自性が見えて来ない。(ストーリーでイニストの住人やジェイスが精神を汚染されてるから単純にちょっと被ってるのかもしれないけど。)
プロテクション(インスタント)に関しては、分かりやすく、ちょっと独特な除去耐性で前回より好ましいものになったかな。ただプロテ(有色の呪文)の方がよりフレーバー的だったのは事実。
性能としては、相手が全除去を持っているか、すでにどうしようもないほどライフを詰められて展開されてる場合を除けば、キャスト→相手の手札と盤面ズタズタに→13点トランプルパンチ2回でほぼゲームを決められる性能。
スタンでは、10マナで唱えた場合だけはウラモグとどちらが優秀かは状況により、それ以下であればおそらく現状のデカブツよりも優秀。アグロ相手にアタルカを出すことと比較しても、奪った相手ターンで自殺アタックしてブロックすることで、エムラも生物を1体は除去ることが可能なのでエムラの方が総合的に優秀といえそう。
ウルヴェンワルド横断もあるし、昂揚はそこそこ達成するし、既存のランプはすんなり積めるだろう。コジレックの帰還を誘発させる7マナ以上のプレイアブルなエルドラ―ジが増えたことも見逃せない点か。
モダンでは、ウギンと比較になるかな。盤面を更地にすることを第一としてみればウギンには適わない。また、スレイバー能力は、早いターンに出してもそんなにおいしくないので(相手のカードを2~3枚は無駄遣いしたい)、トロンなどで早出しする場合はやはりカーンやウギンの方が強力か。
うまくカード・タイプを落として7マナくらいで出すデッキがあれば有能かもしれない。
レガシー以下は、ぶっちゃけパワー不足だと思います。はい。
他のプレビューカードは、
ウルリッチ
ようやくやってきた伝説の狼男。+4/+4は何か?イニストの狼の新しい芸か何かなのか?反転の格闘は、赤緑らしい効果でアドを取る良デザイン。ただ、構築で活躍するにはパワー不足か?
久遠の闇からの誘引
エルドラ―ジらしく追放からも引き抜ける願い。追放から戻すことに興奮しているプレイヤーも散見されるが、さすがに、厳しい条件の元十分なフレーバーを持たせての能力なので心配無用でしょう。
性能に関しては、多少怪しいものの、スタンで、無限の抹消をされても問題無く持ってこれるということは面白い点だと思った。
というわけで以下、モダンで新エムラを採用してみたレシピ案です。
アブザン横断
17生物
4タルモゴイフ
4クルフィックスの狩猟者
3包囲サイ
1黄金牙、タシグル
1潮の虚ろの漕ぎ手
1呪文滑り
1漁る軟泥
1クァーサルの群れ魔道士
1約束された終末、エムラクール
21呪文
3コジレックの審問
1思考囲い
4ウルヴェンワルド横断
4突然の衰微
1名も無き転置
1苦花
3未練ある魂
4ヴェールのリリアナ
22土地
潮の虚ろのとか、ちまちまカード・タイプを混ぜて、ウルヴェンワルド横断を緑頂点のように活用するデッキ、に、エムラのエッセンスを追加。ウルヴェンワルド横断は、土地をちょっと減らすこともでき、基本土地を持ってくるだけでも包囲サイのために4マナまで土地が欲しいアブザンには悪くない効果。また、昂揚達成後にガヴォニーの居住区を持って来られるのも地味に有能。
まあ強いかは分かんないですね。メタゲームは一切考えずに組んだんで。
今回は美しくそろえてきた13マナ13/13。
墓地のカード・タイプを数えてマナコストを軽減する能力は、イニストラードの住人が狂気に陥った(フレーバー的に昂揚は狂気の侵蝕を表す)結果、謎の石の儀式が活発化したことを表すデザインかな。
精神隷属器能力は、強力すぎた旧エムラクールの追加ターンをそのまま使うことなく、十分に旧エムラとの関連性をイメージさせるような能力で良い。その後に追加ターンを与えてしまう部分も、パワーバランスの観点からの調整でもあるだろうが、エムラに精神を乗っ取られて崩壊した盤面や手札を見て呆然とするPWをうまく表せていてとても好きなデザイン。
惜しむらくは、コントロール奪取はすでにコジレックの血族が行使していて(敵対/Turn Against)、精神操作系もコジレックの能力であることかな。エムラクールの独自性が見えて来ない。(ストーリーでイニストの住人やジェイスが精神を汚染されてるから単純にちょっと被ってるのかもしれないけど。)
プロテクション(インスタント)に関しては、分かりやすく、ちょっと独特な除去耐性で前回より好ましいものになったかな。ただプロテ(有色の呪文)の方がよりフレーバー的だったのは事実。
性能としては、相手が全除去を持っているか、すでにどうしようもないほどライフを詰められて展開されてる場合を除けば、キャスト→相手の手札と盤面ズタズタに→13点トランプルパンチ2回でほぼゲームを決められる性能。
スタンでは、10マナで唱えた場合だけはウラモグとどちらが優秀かは状況により、それ以下であればおそらく現状のデカブツよりも優秀。アグロ相手にアタルカを出すことと比較しても、奪った相手ターンで自殺アタックしてブロックすることで、エムラも生物を1体は除去ることが可能なのでエムラの方が総合的に優秀といえそう。
ウルヴェンワルド横断もあるし、昂揚はそこそこ達成するし、既存のランプはすんなり積めるだろう。コジレックの帰還を誘発させる7マナ以上のプレイアブルなエルドラ―ジが増えたことも見逃せない点か。
モダンでは、ウギンと比較になるかな。盤面を更地にすることを第一としてみればウギンには適わない。また、スレイバー能力は、早いターンに出してもそんなにおいしくないので(相手のカードを2~3枚は無駄遣いしたい)、トロンなどで早出しする場合はやはりカーンやウギンの方が強力か。
うまくカード・タイプを落として7マナくらいで出すデッキがあれば有能かもしれない。
レガシー以下は、ぶっちゃけパワー不足だと思います。はい。
他のプレビューカードは、
ウルリッチ
ようやくやってきた伝説の狼男。+4/+4は何か?イニストの狼の新しい芸か何かなのか?反転の格闘は、赤緑らしい効果でアドを取る良デザイン。ただ、構築で活躍するにはパワー不足か?
久遠の闇からの誘引
エルドラ―ジらしく追放からも引き抜ける願い。追放から戻すことに興奮しているプレイヤーも散見されるが、さすがに、厳しい条件の元十分なフレーバーを持たせての能力なので心配無用でしょう。
性能に関しては、多少怪しいものの、スタンで、無限の抹消をされても問題無く持ってこれるということは面白い点だと思った。
というわけで以下、モダンで新エムラを採用してみたレシピ案です。
アブザン横断
17生物
4タルモゴイフ
4クルフィックスの狩猟者
3包囲サイ
1黄金牙、タシグル
1潮の虚ろの漕ぎ手
1呪文滑り
1漁る軟泥
1クァーサルの群れ魔道士
1約束された終末、エムラクール
21呪文
3コジレックの審問
1思考囲い
4ウルヴェンワルド横断
4突然の衰微
1名も無き転置
1苦花
3未練ある魂
4ヴェールのリリアナ
22土地
潮の虚ろのとか、ちまちまカード・タイプを混ぜて、ウルヴェンワルド横断を緑頂点のように活用するデッキ、に、エムラのエッセンスを追加。ウルヴェンワルド横断は、土地をちょっと減らすこともでき、基本土地を持ってくるだけでも包囲サイのために4マナまで土地が欲しいアブザンには悪くない効果。また、昂揚達成後にガヴォニーの居住区を持って来られるのも地味に有能。
まあ強いかは分かんないですね。メタゲームは一切考えずに組んだんで。
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